医療系で起業してみたらこうなった!


~医療系の起業って敷居が高いの?持続性の勘所~

2階B会場 14:50-16:20
#sn2017b3
 
 
 
 
  医療系の起業は大変だとおもう.医療の目的は「安全に」「正確に」「早く」「安く」治療を行うこと,となっているし,その目的を達成するために,前提条件として様々な法規制,ガイドラインが整備されていまの医療系エコシステムが確立している
いわゆる本丸の病院・クリニックを対象とした仕事は,サプライ系,情報処理系,現場系,それぞれに隙間なく成立している.逆にそうでないと,今のレベルの医療は供給できないわけで,すべての前提条件には絶対の意味がある!
 
さてそんな医療系エコシステムに,どうやって起業して参入するんだろうか?
 
なぜ参入するか?はもちろん意義とか重要な分野だとか,メンタルにはいろいろあると想像するものの,基本もうからないよね?と思ってしまうわけで,(なぜなら本丸は保険請求とか大型調達とかが資金元だし,それらのプレーヤーはだいたい決まってるし),やっぱり儲けてなんぼみたいな発想では絶対起業が成立しないというのも想像するところである.
 
そこで,長期に渡って医療系ビジネスを持続可能な形で継続し,発展させつづけている猛者4名の話はぜひ聞いてみたい
 
なぜ参入?なにをめざして?どんな苦労が?どんなところが一番おもしろい?
みたいなところを一緒に聞いてみましょう.
 
 

 

 
 
セッションの流れ(90分): 演題(15分x4),座談会(30分)
 
 
★ 司会:粂 直人 ー  京都大学情報学研究科同窓会・会長(社会情報学専攻卒)
                  京都大学医学研究科EHR共同研究講座・特定准教授


演題1: 今西 勁峰 - イーグロース株式会社
      『医用ソフトウェアの魅力と壁。そして詰まないためには』
 
        ・ 薬事法に本気で取り組む戦略
        ・ 二足のわらじを履くことで生き延びる
 
 


      『器用貧乏に成功の道はあるのか』
  
        ・ 色々やってみる「全択散漫」
        ・ Exitと起業を繰り返す人生
 
 
 

演題3: 城間 波留人 - 株式会社メディウィル
       『失敗から学ぶ起業経営に大切な3つのこと』
 
        ・ 楽しちゃだめ! 
        ・ 利他的に生きる          
        ・ 35歳は鬼門なので要注意!
 
 


演題4:  石見 陽 - メドピア株式会社
        『ヘルステック・スタートアップに必要な
         「Why, What, How」』
           
        ・ 暗黒時代の地道な活動,足で稼ぐ
        ・「理念」と「利益」の共存
 



ディスカッション




 
演者紹介
 
★ 今西 勁峰 - イーグロース株式会社代表取締役
 
    (画像処理,診療所HIS連携)
 
  京都大学在学中に医用画像処理に関する研究をこなす一方、独学やウェブ系ベンチャーで様々なソフトウェア開発ノウハウを習得した。3D医用画像処理を始め、高速並列演算、データベース処理、Web系言語などのソフトウェア開発能力を持つ工学博士である。大手家電メーカーを数年勤務後に退職し、イーグロースを設立した。現在は各大学および医療機関と共同研究開発の関係を構築しており、3D医用画像処理による治療・診断支援、医療業務ソフトウェアの製品開発を行っている。
 
 
 
★ 中尾 彰宏 - 株式会社ヒメナ・アンド・カンパニー代表取締役
    (お土産カルテ,遺伝子検査)
    ドクターズモバイル株式会社 代表取締役
    株式会社ヒメナ・アンド・カンパニー 代表取締役
    ハッカーズバー オーナーハッカー
 
   1981年生まれ、35歳
2006年宮崎大学医学部を卒業、医師免許取得するが、同年、株式会社ミクシィに参画、国内最大のSNSであったmixiの開発に従事。2008年遺伝子検査サービスを提供する株式会社ヒメナ・アンド・カンパニーを設立。同年、比較.com株式会社(東証マザーズ上場)の取締役最高技術責任者に就任、大幅な経営改善を達成し、2010年に退任。2011年の震災以降、ドクターズモバイルハッカーズバーけずりひや京都祇園などをはじめ、年間2件以上の新規事業立ち上げや事業買収を行い、ヒメナグループ関連数社のCEO、CTOを務める。
 
 
 
★ 城間 波留人 - 株式会社メディウィル代表
  (月間1,000万ユーザーが利用する患者向け医療情報メディア「いしゃまち」運営)
 
  心臓外科医の父親のもと1978年沖縄で生まれる。幼少期は野口英世に憧れ医師を目指していたものの、一橋大学商学部に入学。国際的な視野や起業家精神を育む環境に刺激を受け、1年休学してシンガポールのインターネットベンチャー企業立ち上げに携わる。帰国後、2002年にゴールドマン・サックス証券会社へ入社。資金調達・投資業務を通じて、再び医療業界に貢献したいという気持ちが高まり、2006年にメディウィルを立ち上げる。 クリニックに特化したマーケティングソリューション事業を立ち上げたのち、2014年に患者向け医療情報メディア「いしゃまち」(www.ishamachi.com) をリリース。2017年5月末時点で、月間約1,200万ユーザーに利用される。 趣味は、3人の子供たちと行くキャンプ、ライブバーでの弾き語り、学芸大学附属中高時代6年間没頭したバレーボール。現役生が更に活躍できるようにOB会を発足しサポート中。

 
 
 
 
 
 
 
★ 石見 陽 (いわみ よう/Yo Iwami) - メドピア株式会社 代表取締役社長(医師・医学博士)
 
  1999年に信州大学医学部を卒業し、東京女子医科大学病院循環器内科学に入局。
循環器内科医として勤務する傍ら、2004年12月にメドピア株式会社(旧、株式会社メディカル・オブリージュ)を設立。
2007年8月に医師専用コミュニティサイト「MedPeer(旧、Next Doctors)」を開設し、現在国内医師の3人に1人が参加するまでに成長させる。
2013年に企業家表彰制度「EOY 2013 Japan」チャレンジング・スピリット部門でファイナリストに選出。2014年に東証マザーズに上場。
「世界一受けたい授業」(日本テレビ)や「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)など、各種テレビ番組に出演し、現場の医師の声を発信中。
現在も週一回の診療を継続する、現役医師兼経営者。
 
 
 
 

 

 


 

 
 

 
 
2017年6月2日公開
 
2017年6月20日改訂