銀行APIってナニ?(仮)

~銀行APIが創り出す未来について~

1階S会場 13:50-14:30

#sn2017s2

ベンチャー: 同意済のリクエストなら、銀行はレスポンスすべきだぁ~

ベンチャー: 「残高データ」や「入出金履歴」を、レスポンスせよぉ~!

ベンチャー: 「振替指示」や「外部への送金指示」にも、レスポンスせよぉ~!!

2017年4月、民進党も賛成の意向を表明し、『銀行法』が再改正される見通しとなった。 つまり、銀行「事実上のAPI提供義務」を負うことが確実になった。

もっとも、銀行側もマンザラではないようだ。特に大手銀行は結構ヤル気モードになっている。

では、実際にどんな未来が訪れるのだろうか?

実際に「銀行API」を推進した FinTech 協会のメンバーに、何を議論したのか?どんな未来を想像したのか?、聞いてみたいと思う。


工藤 博樹 - FinTech協会 代表理事 / 株式会社メリービズ 代表取締役

カナダ生まれ。カナダ、シンガポール、フランス、日本育ち。 2000年、東京工業大学修士課程修了。2000-2008年、日本IBM グローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。2008年、INSEAD MBA取得。経営戦略事務所にて大手企業向けに経営戦略をコンサルティング。2010年、Locondo.jp立ち上げ。2011年、スローガン新規事業パートナー、GREEグローバルアライアンス担当。自身の苦労や周りの起業家の悩みから事務作業を楽にできるサービスを用意したいと考え、2012年2月、リブ株式会社(現在はメリービズ株式会社)で経理サービスのメリービズを開始。

丸山 弘毅 - FinTech協会 代表理事 / 株式会社インフキュリオン・グループ 代表取締役

慶應義塾大学商学部卒業。株式会社ジェーシービーを経て、株式会社インフキュリオン創業。JCB与信管理部門にて、信用リスク分析・不正検知モデル構築した後、マーケティング部門にて、CRM・ブランド戦略・関連会社再建を担当。 業界初となるOne to Oneマーケティングシステムを構築。JCBにて新規事業開発、M&A部門の設立メンバーとして参加。主に金融セクターに実績。会社最大規模のM&A案件も実行。インフキュリオン創業後は、新規事業構築全般・決済事業・マーケティング(O2O等)・情報活用戦略に実績。2015年10月 FinTech協会代表理事に就任。

落合 孝文 - 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー

慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業後、同大学院理工学研究科在席中に司法試験に合格。森・濱田松本法律事務所を経て、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業に参画。総務省「AIネットワーク社会推進会議」影響評価分科会委員、一般社団法人信託協会 あっせん委員会委員等も務める。 金融規制からデータの流通、知的財産権等も含めスタートアップを含む企業にアドバイスを提供しているほか、FinTech協会の事務局、ブロックチェーン協会のリーガルアドバイザーとして、銀行API、ブロックチェーン等の制度整備に関わっている。

木村 康宏 - FinTech協会 理事 / freee 株式会社 社会インフラ企画部長

東京大学法学部を卒業、野村総合研究所にて主に情報通信業界の企業向けのコンサルティングや経産省・総務省などの官庁の政策調査に従事。中小企業に向けたマーケティング支援のプロジェクトや、中小企業のIT化の促進をテーマとした研究発表を通じて、スモールビジネスのテクノロジー活用に問題意識を持ち、freee 株式会社に参画。現在は、金融インフラを始めとする社会のテクノロジー活用基盤形成に取り組む。

2017年5月10日公開