クエステトラ
世界のビジネスの革新に貢献する会社 クエステトラ
Questetra BPM Suite
御池ビル4階に本社をかまえるクエステトラ。
クエステトラのミッションは、ソフトウェアの創造を通じて、世界中のビジネスの革新に貢献すること。
日本だけでなく世界を視野に入れて、ソフトウェアの開発を行っています。
そのクエステトラの主力製品が、Questetra BPM Suite 。
世界150の国と地域のユーザーから約5000件のダウンロードがあったことからもわかるように、
このソフトウェアを通じて、世界のビジネスに貢献しています。
左よりクエステトラCTO畠中さん、CEO今村さん、フェロー江原さん。
3人は情報学研究科の同じ研究室(上林研)の同窓生でもある。
クエステトラのアントレプレナーシップ
クエステトラのアントレプレナーシップのキーワードは「世界を視野に入れる」。
現在、ソフトウェアの輸入と輸出の金額を比較すると、輸入が約1兆円であるのに対して、
輸入は100億円程度と、その金額に100倍の差があります。
すなわち、日本のソフトウェアは海外のソフトウェアの1/100しか売れていないのです。
ソフトウエア業界は、非常に大きな貿易赤字を抱えていることになります。
クエステトラCEO、今村元一さんはこの状況に対して、次のように語っています。
この差を縮めることは、日本でソフトウエアを作る会社の使命です。
我々は、特に世界を視野に入れ、世界に向けたソフトウエアの開発、
販売を行っています。
世界中のビジネスの革新に貢献する会社をめざす。
これが、クエステトラのアントレプレナーシップですね。
では、世界を視野に入れたビジネスを行ううえでの具体的な戦略はなんでしょうか。
英語の壁を超える
日本のソフトウエアが海外で売れないのはなぜか。
ひとつの原因は「英語」です。
日本のソフトウエアはほとんどが日本人向けです。
日本語にしか対応していないソフトウエアが海外で売れるはずはありません。
たとえば自動車は、外見や機能が大事で、あまり言語は関係ない。
だから、トヨタやホンダなどの日本企業にとって、この言語の壁はあまり問題ではありません。
しかし、ソフトウエア業界には、言語の壁が大きく立ちはだかっています。
この言語の壁を超えるには、企業の「英語力」が必要となります。
クエステトラの社内には、さまざまな資料が壁に貼られてありますが、
これらは英語で記載されています。
また、クエステトラのブログも英語で執筆されています。
クエステトラの英語力は、普段からのこういった活動から培われてきたものなのです。
クエステトラ社内の資料。英語で記述されている。
ピリリとからい会社を目指す
Googleやオラクル、セールスフォースなどの大企業が存在する中、
ソフトウエア業界で存在感を高めるにはどうすればよいのでしょうか。
今村社長は、「ピリリと辛い会社を目指す」のが吉とおっしゃっています。
そのためには、斬新なアイデアと使いやすさを兼ね備えた
Questra BPM Suite のようなソフトウエアを作り出していくのが大事です。
そして、それを作り出す人材もまた、とても重要です。
クエステトラはこんな人材を求めています
クエステトラの求める人材とはどんな人材でしょうか。
今村社長に聞いてみました。(学生の方、必読です!)
最低限の情報収集能力は、まず必要ですね。
特にこの業界は世の中のトレンドを常に意識していなければならないので、
情報収集はまず必要なスキルです。
それから、創造性。
アイデアに溢れ、ものを作り出す能力のある人は、非常に欲しい人材ですね。
逆に協調性はそれほど必要ではありません。
情報収集能力と創造性が必要なのはわかりますが、なぜ協調性は必要でないのでしょうか?
クエステトラのような新しい会社は、まず独創性を発揮して、
社会にアピールしていかなければなりません。
要するに出る杭にならなければならない。
出る杭が叩かれるようになってはじめて、
そこから協調性を示していっても遅くはありません。
だから、今は、協調性よりも創造性を重視しています。
クエステトラ社内。ここから独創的なアイデアが世界に発信される。
超交流会
今村社長は、超交流会の実行委員長であり、このイベントにかける意気込みもすごく大きい。
超交流会への思いを聞いてみました。
まず、交流会で協力しあえる人脈を見つけることが大事だと思います。
特に情報通信産業では、各社がバラバラな状態であり、
協力関係・分業関係はあまり見えません。
この超交流会が、そのようなネットワークづくりのきっかけになればいいなと思っています。
超交流会でお会いしましょう!
株式会社 クエステトラ (Questetra, Inc.)
代表者 代表執行役 今村 元一
所在地 〒604−0835 京都市 中京区 御池通間之町東入高宮町 206 御池ビル 4階
事業内容
BPM (Business Process Management) ソフトウェア製品の開発
BPM関連ウェブサイトの開発及び運営
BPM導入コンサルティング
その他関連する一切の業務
設立 2008年4月1日
資本金 1.25億円(2009年3月31日現在)