京都大学大学院情報学研究科の「生みの親」である長尾先生と会場とのトークセッションです。
『情報学』が為すべきこと、を改めて考える時間。
他分野に興味を持ち広く勉強をしなければ、大成することは難しい。自分の関心のある分野だけに閉じこもらず、あらゆることに果敢に挑戦して欲しい。京都大学情報学研究科を設立した時の思いを御紹介するとともに、将来を担う若者達に期待するところを述べたいと思う。
現国立国会図書館館長。第23代京都大学総長(1997年~2003年)。用例を用いた機械翻訳方式を提唱し翻訳技術の基盤を作るなど、自然言語処理・画像処理・パターン認識の分野で世界を代表する研究者。1936年生まれ。
1959年 京都大学工学部電子工学科卒業
1961年 京都大学修士課程修了
1961年 京都大学工学部助手
1968年 京都大学助教授
1973年 京都大学教授
1991年 機械翻訳国際連盟 設立
1994年 言語処理学会 設立
1997年 京都大学総長
2004年 情報通信研究機構(NICT)理事長
2007年 国立国会図書館長
IEEE Emanuel R. Piore Award、紫綬褒章、C&C振興財団 C&C賞、Association for Computational Linguistics Lifetime Achievement Award、国際科学技術財団 日本国際賞、レジオンドヌール勲章シュヴァリエ章、文化功労者など
超交流会2011実行委員長。クエステトラ代表執行役CEO。京都大学大学院修了時(2000年)にシステム受託会社(CRM分野)を設立し2007年上場。2008年ソフトウェア会社(BPM分野)設立し、目下世界輸出に奮闘中。1973年生神戸出身
□スタッフ: 誉田 太朗 (こんだ たろう)